参考文献

筆写は理系の研究者で、2012年までは政治的なことには関与しないでいました。が、安倍が出てきた後、中国や韓国をわざと苛立たせる言動が目立ち、安倍が731番号の戦闘機に乗った写真が新聞に載るなど、我々世代には信じられないことがつぎつぎに起こるようになりました。(*)そこで関連する本をつぎつぎに読み始め、書いた文章を「星屑」というペンネームで掲載しているのが、このホームページです。この表は、いままでに読んだ本を整理したものです。2012年から2019年末までの間に170冊くらい読んだことになります。すべてをきちんと読んだわけではありませんが、すべてをざっとは読んでいます。筆者の大原則は、「どんな理由があろうとも、戦争だけは決して繰り返してはいけない」という一点です。

(*)731という番号は、1945年まで満州で中国人に対して非道な人体実験をしたり、細菌戦争の研究をした日本軍の731部隊を思い出させる番号です。首相ともあろう人がそれを知らないで、単なる偶然の数字だという言い訳は通りません。

 

 

1. 1945年までの戦争全般(対中国+対米国)、昭和史、戦前・戦中、戦後、昭和天皇

 

1

あの戦争はなんだったのか

保坂正康

2005

新潮新書

2

いま語らねばならない戦前史の真相

孫崎 亨・鈴木邦男

2014

現代書館

3

岩波新書で「戦後」を読む

小森陽一・成田・本田

2015

岩波新書

4

永続敗戦論 −−戦後日本の革新

白井 聡

2013

太田出版

5

大人のための昭和史入門

半藤一利ほか

2015

文春新書

6

決断の本質 −日本人の戦争と平和ー

野中、戸部、河野

2015

ダイアモンド社

7

失敗の本質 ーー日本軍の組織的研究

戸部良一ほか

1991

中公文庫

8

昭和史7つの謎

保坂正康

2007

講談社文庫

9

昭和史の急所

保坂正康

2019

朝日新書

10

「昭和天皇実録」を読む

原 武史

2015

岩波新書

11

昭和天皇独白録

寺崎英成

1995

文春文庫

12

昭和の怪物

週刊現代

2019

週刊現代

13

昭和の怪物

保坂正康

2018

講談社現代新書

14

知らなかった ぼくらの戦争

ビーナード A

2017

小学館

15

「戦記」で読み解くあの戦争の真実

戸高一成

2015

SB新書

16

戦後史の正体

孫崎 亨

2012

創元社

17

戦後70年 崩壊する神話

舟橋洋一ほか

2015

文芸春秋

18

戦争調査会

井上泰

2017

講談社現代新書

19

戦争調査会 戦争への道を検証する

井上寿一

2017

講談社現代新書

20

戦争まで

加藤陽子

2016

朝日出版社

21

それでも日本人は「戦争」を選んだ

加藤陽子

2009

朝日出版社

22

大東亜戦争の実相

瀬島龍三

2000

PHP4文庫

23

とめられなかった戦争

加藤陽子

2011

NHK出版

24

なぜ必敗の戦争を始めたのか

半藤一利

2019

文春新書

25

日米開戦の正体 −−どうして真珠湾攻撃という道を選んだのか

孫崎 亨

2015

祥伝社

26

日本人の「戦争」 古典と死生の間で

河原 宏

2015

講談社学術文庫

27

日本人はなぜ戦争へと向かったのか(上)

NHK取材班

2011

NHK出版

28

日本人はなぜ戦争へと向かったのか(下)

NHK取材班

2011

NHK出版

29

日本人はなぜ戦争へと向かったのか(戦中編)

NHK取材班

2011

NHK出版

30

日本はなぜ開戦に踏み切ったか

森山優

2012

新潮選書

31

敗北の本質 大東亜戦争

杉之尾宣生

2015

ちくま新書

2.太平洋戦争

32

インパール作戦敗戦行

田代三良・秋谷徹雄

2000

本の泉社

33

ガダルカナル戦記

亀井 宏

2015

講談社文庫

34

艦爆隊長の戦訓

安倍善郎

2013

光人社NF文庫

35

奇聞・太平洋戦争 戦後70年企画

文芸春秋

2015

文芸ムック

36

昭和陸軍の軌跡

川田稔

2011

中公新書

37

瀬島龍三 参謀の昭和史

保坂正康

1991

文春文庫

38

太平洋戦争の歴史(上)

黒羽清隆

1985

講談社現代文庫

39

太平洋戦争の歴史(下)

黒羽清隆

1985

講談社現代文庫

40

太平洋戦争の失敗に学べ

半藤利一・舟橋洋一

2017

文芸春秋

41

太平洋戦争 日本語諜報戦

武田珂代子

2018

ちくま新書

42

太平洋戦争 日本の敗因 1 日米開戦勝算なし

NHK取材班

2005

角川ソフィア文庫

43

太平洋戦争 日本の敗因 2 ガダルカナル 学ばざる軍隊

NHK取材班

2005

角川ソフィア文庫

44

太平洋戦争 日本の敗因 3 電子兵器「カミカゼ」を制す

NHK取材班

2005

角川ソフィア文庫

45

太平洋戦争 日本の敗因 4 責任なき戦場 インパール

NHK取材班

2005

角川ソフィア文庫

46

太平洋戦争 日本の敗因 5 レイテに沈んだ大東亜共栄圏

NHK取材班

2005

角川ソフィア文庫

47

太平洋戦争 日本の敗因 6 外交なき戦争の終末

NHK取材班

2005

角川ソフィア文庫

48

日米の教科書 新聞でくらべる太平洋戦争

辰巳出版

2015

辰巳出版

3.対中国、対ソ連戦争

49

皇軍兵士、シベリア抑留、、撫順戦犯管理所

絵鳩毅

2017

花伝社

50

戦犯裁判・戦犯帰国60周年記念

中帰連

2016

中帰連

51

中国侵略の証言者たち −−「認罪」の記録を読む

岡部、萩野、吉田

2010

岩波新書

52

南京事件

笠原十九司

1997

岩波新書

53

証言 南京事件と三光作戦

森山康平

2007

河出文庫

54

ノモンハン 責任なき戦い

田中雄一

2019

講談社現代新書

4.憲法、改憲、安全保障

55

「改憲」の論点

木村・青井ほか

2018

集英社新書

56

グローバルコモンズ シリーズ日本の安全保障

遠藤乾

2015

岩波書店

57

「憲法改正」の真実

樋口陽一、小林節

2016

集英社新書

58

憲法に緊急事態条項は必要か

永井幸寿

2016

岩波ブックレット

59

憲法の正念場

中央公論

2018

中央公論

60

超訳 日本国憲法

池上彰

2015

新潮新書

61

ナチスの「手口」と緊急事態条項

長谷部恭男・石田

2017

集英社新書

62

日本国憲法をまっとうに議論するために

樋口陽一

2015

みすず書房

63

日本人は人を殺しに行くのか

伊勢崎賢治

2014

朝日新書

64

日本の領土問題

保坂正康。東郷和彦

2014

角川新書

65

日本は戦争をするのか −−集団自衛権と

半田 滋

2014

岩波新書

66

未来ダイアリー もしも自民党改憲案が実現したら

内山宙

2016

金曜日

5. 民主主義

67

代議制民主主義

待鳥聡史

2015

中公新書

68

大統領を裁く国 アメリカ

矢部武

2018

集英社新書

69

The 独裁者

古賀茂明

2018

KKベストセラーズ

70

反・民主主義論

佐伯啓思

2016

新潮新書

71

民主主義 文部省著作教科書

文部省

1995

径書房

72

民主主義って何だ

高橋源一郎Sealds

2015

大月書店

73

民主主義とはなんなのか

長谷川三千子

2001

文春新書

74

民主主義の教科書

東浩紀、内田樹

2016

文学界

75

民主主義は不可能なのか

宮台・苅部・渡辺

2019

読書人

76

欲望の民主主義

丸山俊一

2018

幻冬舎

77

リベラルへの最終指令

朝日ジャーナル

2016

朝日ジャーナル

6. 安倍政権

78

検証 安倍イズム  −胎動する新国家主義

柿崎明二

2015

岩波新書

79

安倍オフレコ発言全部書く

週刊現代

2015

週刊現代

80

安倍”壊憲”政権と昭和史の教訓

古賀茂明

2018

KKベストセラーズ

81

安倍政権の裏の顔 「攻防 集団的自衛権」 ドキュメント

朝日新聞政治部取材班

2015

朝日新聞

82

安倍政権への遺言

田原総一郎

2015

朝日新書

83

安倍政権崩壊

田原総一郎

2017

河出書房新社

84

安倍政治 100のファクトチェック

南彰・望月

2018

集英社新書

85

安倍(日本会議)政権と共犯者たち

佐高信

2018

河出書房新社

86

アベノミクス批判 −−4本の矢を折る

伊東光春

2014

岩波書店

87

偽りの保守 安倍晋三の正体

岸井成格・佐高信

2016

講談社+α新書

88

新聞記者

望月衣塑子

2017

角川新書

89

政府はもう嘘をつけない

堤 未果

2016

角川新書

90

日本中枢の狂謀

古賀茂明

91

亡国の安保政策 −−安倍政権・・

柳澤協二

2014

岩波書店

92

もの言えぬ時代

内田、加藤ほか

2017

朝日新書

7.科学者

93

科学者と戦争

池内了

2016

岩波新書

94

科学者は戦争で何をしたか

益川敏英

2015

集英社新書

8.AI、未来、核時代、武器輸出

95

AI戦争論

兵頭二十八

2018

飛鳥新社

96

AI兵器と人類

中満、岩本ほか

2019

世界特集

97

核時代における人間の責任

宗藤尚三

2014

ヨベル新書

98

殺人ロボットがやってくる

川島、畠山澄子

2018

合同出版

99

新冷戦時代の超克

片山杜秀

2019

新潮新書

100

The Future of War 戦争の未来

フリーマン L

2017

Public Affairs

101

戦争と平和の世界史

茂木誠

2019

TAC出版

102

21世紀の戦争と平和

孫崎亨

2016

徳間書店

103

武器輸出と日本企業

佐高信

2016

角川新書

104

武器輸出大国ニッポンでいいのか

池内了ほか

2016

あけび書房

105

未来の戦争

Newsweek

2018

Newsweek

9. 日本会議、右翼、愛国、国体

106

愛国と信仰の構造

中島岳志、島薗進

2016

集英社新書

107

近代日本の右翼思想

片山杜秀

2015

講談社選書メチエ

108

検証 産経新聞報道

能川、植村ほか

2017

金曜日

109

国体論 菊と星条旗

白井聡

2018

集英社新書

110

日本会議 戦前回帰への情念

山崎雅弘

2016

集英社新書

111

日本会議とはなにか

上杉聡

2016

合同出版

112

日本会議の研究

菅野完

2016

扶桑社新書

113

日本会議の正体

青木理

2016

平凡社新書

114

保守と右翼

八木秀次・河野洋平ほか

朝日新聞

115

保守と大東亜戦争

中島岳志

2018

集英社新書

10. 兵士、学生の記録文、兵士の情況

116

生きて帰ってきた男

小熊英二

2015

岩波新書

117

くちなしの花

石垣貴千代

2002

出版芸術社

118

地獄の日本兵

飯田進

2008

新潮新書

119

十五歳の戦争 陸軍幼年学校

西村京太郎

2017

集英社新書

120

生と死のはざまを生きて −−兵庫空襲の記録

創価学会青年部反戦出版委員会

1983

第3文明社

121

戦場体験者 沈黙の記録

保坂正康

2015

筑紫書房

122

父の遺言

伊東秀子

2016

花伝社

123

知覧からの手紙

水口文乃

2010

新潮文庫

124

日本軍兵士

吉田裕

2017

中公新書

125

本土空襲の全記録

NHKスペシアル取材班

2018

角川文庫

126

私たちの「戦争」体験   http://sensoutaiken.karou.jp/

戸山高校S37卒有志

2015

桐書房

11. 韓国(史)、中国(史)

127

嘘だらけの日中現代史

倉山満

2013

扶桑社新社

128

韓国が背負う「嘘の代償」

SAPIO

2013

SAPIO

129

中華人民共和国史

天児慧

2013

岩波新書

130

中国の越えがたい「9つの壁」

沈才彬

2016

角川新書

12.戦争論、歴史

131

大型特集「これだけは知っておきたい戦争の真実」

渡邊恒雄・保坂正康

2014

文芸春秋

132

新版 きけわだつみのこえ

日本戦没学生記念会

2011

岩波文庫

133

第二集 きけわだつみのこえ

日本戦没学生記念会

2011

岩波文庫

134

君たちはどう生きるか

吉野源三郎

1982

岩波文庫

135

君たちはどう生きるか(マンガ)

吉野源三郎

2017

文芸春秋特集

136

朽ち果てぬ知恵を求めて

市川須美子・浜矩子ほか

2015

桐書房

137

新・戦争学

松村 劭

2000

文春新書

138

新・戦争の作り方

りぼん・ぷろじぇくと

2014

マガジンハウス

139

新・戦争論 −−僕らのインテリジェンスの磨き方

池上 彰・佐藤 優

2014

文芸新書

140

世界から戦争がなくならない本当の理由

池上彰

2015

祥伝社新書

141

世界から戦争がなくならない本当の理由(ハードカバー)

池上彰

2015

祥伝社

142

世界「最終」戦争論

内田樹・姜尚中

2016

集英社新書

143

戦争と歴史

半藤一利

2018

幻冬舎新書

144

戦争の大問題

丹羽宇一郎

2017

東洋経済

145

戦争はなぜ起こるか

佐藤忠雄

2001

ポプラ社

146

そして戦争は終わらない

D.フィルキンス

2009

NHK出版

147

大世界史 現代を生き抜く最強の教科書

池上彰・佐藤優

2015

文春新書

148

誰が世界を支配しているのか

チョムスキー M

2018

双葉社

149

なぜ世界から戦争がなくならないのか

池上彰

2016

SB新書

150

ひとはなぜ戦争をするのか

アインシュタイン・フロイト(浅見昇吾訳)

2016

講談社学術文庫

151

平和ボケした日本人のための戦争論

長谷川慶太郎

2014

ビジネス社

152

「民族」で読み解く世界史

宇山卓栄

2018

日本実業出版社

153

令和を生きるための昭和史入門

保坂正康

2019

文春新書

13. 日米、日本の将来

154

崖っぷち国家 日本の決断

孫崎 亨

2015

日本文芸社

155

仮面の日米同盟 −米外交機密文書が明かす真実ー

春名幹雄

2015

文春新書

156

CIAの秘密戦争

マゼッティ M

2013

早川書房

157

知ってはいけない  隠された日本支配の構造

矢部浩治

2017

講談社現代新書

158

知ってはいけない現代史の正体

馬淵睦夫

2019

SB新書

159

日本はなぜ「基地」と「原発」を止められないのか

矢部浩治

2014

集英社

160

米国が隠す日本の真実

岩上、植草、川内ほか

2015

詩想社

161

米中戦争 その時日本は

渡部悦和

2016

講談社現代新書

14.その他

162

おいマジか 池上彰のニュースを疑え

池上彰

2017

文芸春秋

163

新・リーダー論

池上彰・佐藤優

2016

文春新書

164

茶色の朝

F.パブロフ

2003

大月書店

165

日本型リーダーはなぜ失敗するのか

半藤一利

2012

文春新書

166

日本人へ  国家と歴史篇

塩野七生

2006

文春新書

167

日本人へ  危機からの脱出篇

塩野七生

2006

文春新書

168

日本人へ  リーダー篇

塩野七生

2006

文春新書

169

ネオナチの少女

ベネケンシュタイン(平野訳)

2019

筑摩書房

170

ポピュリズムとはなにか

水島治郎

2016

中公新書

171

マインド・コントロール

岡田尊司

2016

文春新書

172

明治維新と言う過ち

原田伊誠

2017

講談社文庫

173

私たちは戦争を許さない

安保法制違憲訴訟の会

2017

岩波書店

174

私の「戦後70年談話」

日野原重明・不破哲治

2015

岩波書店