チェーンメールについて

 

 このHPを開いたみなさんの中には、「このURLを知人に知らせてください」とあるので、チェーンメールなんかいやだ、と思われた人もいるでしょう。

 でも、ちょっと考えてみてください。

 どうしてチェーンメールはいけないのですか? 先生がいけないと言っていたから? 

 筆者は、インタネットも、そこでチェーンメールの方法を使うことも、お金のない普通の人が多くの人々に呼びかける方法として、おおいに使うべきだし、大事な方法だと思います。社会を守る方法だと思います。

 どうして先生はいけないと言ったのでしょうか。思い当たるのは、筆者が中学生、高校生のころに、「不幸の手紙」と言うのがあったことです。これは、「この手紙を写して5人以上の知人に送らないとあなたは不幸になる」と精神的に脅迫して、無駄に意味のないはがきを書かせた事件(?)で、何年間も消えてはまた出てきていました。誰かが面白半分に始めたのでしょう。「あなたは不幸になるだろう」というような言葉、脅迫を含むことはやってはいけないのです。

 また、インタネットの通信容量を無駄なことに使って、ほかの通信の邪魔をするという心配も少し前まではありましたが、インタネットの通信容量は年々大きくなっていて、現在では多量の動画を送るようなことをしなければ、ほかの人の邪魔になるようなこともありません。

 ですから、「このURLを多くの知人に伝えて読者を増やしてください」ということは悪いことではありません。あなたもどんどん自分の意見を書いて広めましょう。

 

追記:チェーンメールはいけないことだ、と教えるのはどういう人でしょうか。すこし考えすぎかもしれませんが、これもひとつの題材だと思います。

 チェーンメールで反対意見を広められては困るひとたちもいるでしょう。ちゃんとした言動をしていない政治家たちや、書類を隠したり、書き換えるなど、悪いことをしたひとびとではないでしょうか。インタネットを通じて草の根運動のようなものが大きくなっては困るからです。

 別にも書くつもりですが、人間の特性のひとつに、小さい時に(年をとったあとでも)考えたこともない、新しいことについて言われると、びっくりすると同時に、言われたことが原理原則のように自分の頭に染みついてしまう、ということがあります。いい例ではありませんが、1945年以前の時代には、「天皇は神である」と幼少の時からすべての国民に教え込んでいました。戦争が終わって天皇も「人間宣言」をして神ではないことになりました。でも、1945年ころに10歳ぐらいだった人を知っているのですが、70歳を超えても(2000年ころでも)、天皇についての話になると、がらっと態度が変わってしまう人がいました。その人は科学者でしたが、それでも幼少の時に教え込まれ、頭に浸み込んでしまったことには反抗できない、理性的にコントロールできないようでした。

 子供の時に先生に「チェーンメールはしてはいけません」と言われたことが、上記の人と同じように頭の中に、理由もなく、合理的でもないのに、染みついているようなことはありませんか?